たしか腕から肩へそんな記憶があるいまではもう背中いっぱいにどこまでも繁りつづける数えきれない葉たち爪はうすみどりに染まり眼のなかのふくらんだ空に葉脈がひろがりはじめましたねだからもう心配はいらないあなたはそう言ってほほえみ私の腕をさやとふ…
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